今回、起業家がやってはいけないビジネス思考についてお伝えしていこうと思います。起業家として14年目になる僕が感じていることであり、大切にしている考え方になりますので、またコンサルをしている中では、この考え方ができている人と、できていない人とでは成果のつながり方も変わってくるので、起業家がやってはいけないビジネス思考を知っていただき、今後の起業家としてのマインドセットを参考にしていただけるとうれしいです。
安売りをすること
まず最初にお伝えする事は、起業家としてやってはいけない事は、自分自身を安売りすることです。安売りするという事は、単純に自分の価値を安く提供していることになります。
自分の価値を安く提供していく事は、多くの人がやっていることであり、そこは圧倒的な資本力がなければ、長期的に考えても続かないビジネスモデルになっていきます。
僕がコンサルティングをしていく中でよくお伝えする事は、安く売ることではなく、いかに高く売ることができるのかといったことをお伝えしています。
言うなれば価値を高くするためにはどうすれば良いのか、その価値というものを安くするのではなく、高くするための付加価値はどういったものが考えられるのかといったことをお伝えするようにしています。
結局安売りをするという事は、自分自身を安くするだけではなく、価値自体を安くしてしまうことになるので、結果的に安ければ買ってもいいといった、事は悪いですが質の悪いお客様を集めることになってしまいます。
高くても買ってくれるという状況を作っていくことがビジネスは大切ですし、安いものも高いものもある労力というものは一緒だという事を考えなくてはいけないです。
また勘違いしやすいのが安ければ売れると思ってしまいますが、安くても価値がないものはお客様は買いません。
高い価値なのか、安い価値なのか、全てにおいて価値がなければ結局お客さんは見向きもしてくれないということです。
やるやる詐欺
僕はいろんな人と関わっていく中で、やるやる詐欺に会うことが1番時間もお金も無駄になると思っています。やるやる詐欺と言うのは、何か一緒に企画を立てた時にでも、その場でやるということを言うのですが、実際に行動をする人が少ないですし、また一緒にビジネスを立ち上げても、結局やると言っていたことをやらずに、その場しのぎで逃げる方もいるということです。
僕も過去にかなり痛い目を見てきたのですが、僕自身はものすごくお金をかけてビジネスの立ち上げに協力をしても、結局お金を出してない人たちというのは、痛みもないし、メリットがなくなったらすぐに離れていくような状況になります。
自分たちがやるといっても、結局本気でやろうと思う人というのは本当に少ないということを痛感しています。だからといって自分自身がこれから先も誰とも一緒に組まずにビジネスをやるかと言えばそうではなく、最終的に良い人だけが周りにいるようになり、自分自身のビジネスがより良くなっていくことを考えれば、一緒にビジネスを立ち上げていくといった事は今後もやってきたいと思っています。
やるやる詐欺と言うのは、自分たちがやろうと言ったことを本気で行動せずに、人任せにしてしまう人たちのことです。
真剣にビジネスを進めようと思ったときには、一緒に本気で行動して、うまくいかない時も最後まで責任を持ってくれる人たちとやることが、時間もお金も無駄にしない形になると思いますので気をつけなければいけないと思います。
利益の低いビジネス
ビジネスを始めるときには、売り上げを伸ばしていくことも大切ですが、売り上げが伸びることよりも、利益を残すことができるかどうかが大切になります。
利益の低いビジネスを取り組んでしまえば、売り上げを作るための労力であったり、コストをかけたときに、本来自分が得られる利益というものが少ないと、ビジネスを継続していくこと自体が難しくなっていきます。
例えば今物価が上がっている中では、仕入れ原価というものが上がっていきます。仕入れ原価が上がってくれば当然ですが利益幅が少なくなってくるので、この利益幅が少なくなると言うこと自体が、自分自身のビジネスをスケールしていくときには大きな原因となることもあります。
だからこそ力の高いビジネスと言うことを最初に考えておくことが必要だと思いますし、利益の高いビジネスに参入していくことも大切だと思います。
利益の低いビジネスを選んだときに、その場では賞賛があっても、長期的に考えたときに経済がどうなっていくのかも併せて考えていく方が、何かあってから考えるよりも、事前に考えられる事は考えておきビジネスをやっていくことが大事です。
ただ何度もお伝えしますが、利益の低いビジネスをやるよりは、利益の高いビジネスにいかに取り組むことができるかを考えた方が、ビジネスも安定すると思います。
人と組むこと
僕自身は誰かと一緒にビジネスをやると言った時に、やるやる詐欺の所でもお伝えしたように、今後も様々な人たちと一緒にビジネスを組んで取り組んでいく事は考えているのです。
人と組むという事は、その組む人と一緒にビジネスをやっていかなければいけないということなので、その人となりという事はもちろん大切になると思いますが、僕はビジネスとして考えるのであれば、組む人というのは自分以上に何かたけている人と組まなければいけないと思っています。
自分自身の得意分野と一緒にビジネスをやる人の得意分野を掛け算として考えられるのであれば、当然ですがビジネスがスケールしていく可能性は高くなります。
でも掛け算で考えたときに、自分自身の中の力があるとすれば、相手が1の力しかないと考えたときには、結局2倍も3倍もビジネスが広がっていくかといえばそうではないということです。
だからこそ一緒に組んで仕事をしていく人と言うのは、掛け算として考えたときに2倍も3倍もビジネスがスケールさせることができる人なのかどうかという事は考えなくてはいけないです。
損得ではなくお互いにとって意味があるものにしていこうと思ったときには、掛け算で考えることが重要になると思います。
仲が良くなって誰とでもいいからビジネスをやっていこうといったスタンスではうまくいかないと思うので、ビジネスとして考えるのであれば掛け算でお互いが伸びていくような関係性をとっていくことが大切です。
まとめ
起業家がやってはいけない考え方についてお伝えしてきたのですが、僕自身が今でも大切にしている考え方であり、コンサルティングをしていく中でもよくお伝えをさせてもらっている内容になります。
その時自分がいいと思ったことが、長期的に考えたときにはものすごくネガティブなものになっていくこともあります。
一時的にいいと思ったからやるのではなく、考え、取り組んでいくことがビジネスでは重要になるというきっかけにしていただきたいです。
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✅起業家に大切な考え方を見せることが必要である。
✅自分がいいと思ったことが短期的なものなのか、長期的なものかを考える必要がある。
✅マインドセットを鍛えることが起業家は1番重要である。
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以上の3つのポイントを含め、今回お伝えしてきた内容を今後のビジネスを進めていく中のヒントにしていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。