当たり前のように話ができるようになっているオンラインサロンですが、オンラインサロンってオワコンじゃないのかということも周りから相談を受けるようになりました。オンラインサロンは、ホリエモンの愛称で有名な堀江貴文さんやお笑い芸人だった西野亮廣さんなど有名な方がやっていることで、多くの方も参加しているコミュニティです。
オンラインサロって宗教的で怖いという話も聞きますし、実際オンラインサロンへ入ったけど、あの独特の雰囲気に退会したという話も聞きます。僕自身オンラインサロンにはいくつか入っているのですが、見ているものもあれば既に見ていないものもあります。
実際オンラインサロンというのは、ビジネスのスキルアップやイベント、人脈形成など運営している人のスキルや知識などの専門的な分野の何かを提供するコミュニティです。基本的には自己啓発の部分が多かったり、参加者同士でのつながりから広がるようなものだと思いますが、アクティブ率でいうとオンラインサロンは1割から2割ぐらいの人が活動をしているような雰囲気にどこもなっています。
オンラインサロンをやろうと思っているけど、オワコンであればやらない方が良いかもと悩んでいる方は、今回内容をぜひ参考にしてみてください。
オンラインサロンは何をするところか?
オンラインサロンは、先ほどもお伝えをしましたが、運営者のスキルやノウハウ、知識や人脈などの提供をする場というのがほとんどです。オンラインサロンへ入ればビジネスがうまくいくということはありません。
特にオンラインサロン内では、アクティブユーザーも少ないので、運営側としてはアクティブに動いてもらうための施策がかなり大変です。そもそもオンラインサロンに入る人は受動的な人が多いです。
起業する人や起業している人たちは、目的があって参加することもありますが、オンラインサロンに自分の人生を見つけに来たという方も少なくありません。もちろん、人によって目的は違っても良いと思いますが、それでもオンラインサロンを入るということは、何かを得ようとしているわけですので、その得ようとしていることを運営側はどういうふうに考えるかは、今でも課題になっているところは多いと思います。
実際オンラインサロンへ入る時には、堀江貴文さんや西野彰宏さんを筆頭に、ビジネスでカリスマ的な人であったり、影響力を持っている人がやっていることがほとんどです。実際集客ということを考えれば、影響力を持たなければオンラインサロンへ入るという行動へつながっていかないと思います。
オンラインサロンは、本当に様々な分野があるので、ビジネス系だけではなく、美容系や料理、食事など様々な分野の専門家がオンラインサロンを立ち上げています。ただ立ち上げたのは良いが、結果的にオンラインサロンをやめていく人も多いです。
それぐらいオンラインサロンの運営が難しいということですし、参加者側のメリットを継続的に提供をしていこうと思ったら、ビジネスモデルを一つ作る形になるので、相当な作り込みを最初にしていなければ長期で取り組むことが難しいと思います。
オンラインサロンのメリットは?
オンラインサロンへ入っているメリットは何か?というと参加者側にとってみれば、運営者と仲良くなれるというものもあれば、知識やスキルを得ることができるというのもあると思います。
同じ志を持ったコミュニティの仲間とつながることができるのもメリットですね。オンラインサロンへ入って人生が変わった、ビジネスが加速して成果が出るようになったという話はあまり聞きませんが、それでも入っているメリットは「やりがい」みたいなものを見つけられる人もいるからかもしれません。
ただ、僕が一番感じることは「繋がりたい」という思いが強いと思います。今はSNS時代と言われますし、SNSで人と繋がることに価値があるように感じている人が多いです。一時期いいねをもらうために炎上するようなことをやっている人もいたり、これは今でもありますがフォロワーを集めるためにはあらゆる手段を使ってフォロワーを集めている人もいます。
オンラインサロンへ入れば繋がりを持てるし、一人ではなく仲間と頑張れるという繋がりがあることに価値があるのかもしれません。ただ、そうは言っても成長していくことが多くの方の目的になるので、成長ができなければ本当の意味でメリットにはならないと思います。
僕はオンラインサロンへ入るメリットは、「学ぶ場所」だと思っていますので、学びがなければやめていきますし、続かないと思います。ということは運営者は「学ぶ場であり、繋がる場」として提供をしていくことを心がけなければいけないと思います。
知識やスキル、ノウハウだけを提供していくのではなく、繋がりも持っていくことやつながれる何かを考え取り組んでいかなければ、オンラインサロンへ入る人がいてもやめていくと思います。
オンラインサロンはオワコンなのか?
オンラインサロンはオワコンなのか?ということを聞かれれば、ある意味オンラインサロンはオワコンだと思っています。ある意味というのは、オンラインサロンが流行って数年経ちますが、継続してあるオンラインサロンはあまりありません。
特に強者というものが誕生している中で、同じようなジャンルでオンラインサロンをやっても参加者は集まらないと思います。コロナの影響もあり、今、多くの人は生き方について考えるようになっています。
このままで良かったことも生活のスタイルが変わって見直されたり、ビジネススタイルも変わってきています。そう言った中でオンラインサロンへ何を求めるのかというと、ビジネスだけではなく、もっと幸せになれる場であったり、楽しめる場というのも求められてくると思います。
夢を叶えるための場というのがオンラインサロンというコミュニティの役割になったり、同じ趣味を持った人が集まったり、健康や生き方を学べる場であったりと、多様性が求められるものへしていかなければ、これまでと同じような考え方でオンラインサロンをやってもオワコンになるだけだと思います。
ビジネスのあり方としても、これからの何かに備えていかなければいけないですし、オンラインサロンというものの考え方をアップデートしていくことが求められていると思います。
運営者側の立場からするとこれまでと同じようにやっても、退会率が伸びてきている現状から何かやらなければという思いやコミュニティの存続をかけて、試行錯誤している時期なんだと思います(2020年7月現在の話になります)。
オンラインサロンという物自体は、今後もなくならない思いますが、新しい形でオンラインサロンをやっていかなければいけないというのは、現状の課題としてはあると思います。
オンラインサロンに変わるものは?
オンラインサロンに変わるものは何かということを考えた時に、時代に合わせたやり方が求められてくると思いますので、時代というのは人々の生活が変化していく中で、なんとなく変わっていくものだと捉えています。
いきなり生活が変わることもなければ、ビジネスのあり方が変わるわけではありません。なんとなくいつか変わってきたなということを実感できる時がありますし、今変わろうとしている流れができているなということは、感覚的に掴んでいる必要があると思います。
時代が変わればチャンスが増えるわけですから、このコロナになって時代が変わろうとしている中で大変な面もありますが、その分チャンスも増えてきますので、変化に対応ができる力を伸ばすためにも、新しいことへチャレンジしていくことは大切です。
オンラインサロンに変わるものというのは、コミュニティのあり方が変わると思っています。例えば、オンラインサロンのメリットのところでもお伝えをした「学ぶ場であり繋がれる場」ということが大事になるとお伝えをしました。
今現状のオンラインサロンって、学ぶことはできても繋がれる場がなかったり、繋がれることはあっても学ぶことがないというような参加者のメリットとしてはかなり低いのが現状だと思います。
運営者側とすれば、毎月サブスクモデルでお金が入ってきて、コミュニティ化できるのビジネスコストが掛からないので、かなり良いビジネスモデルになっていると思いますが、この運営者と参加者のメリット・デメリットの差が開いていることも考えられるので、今のままでは長く続かないんじゃないかなと感じます。
僕が今考えていることはオンラインサロンを一つの国として考えることで、オンラインサロン内で文化を形成していくことがこれからの時代は大事になると思っています。新しい時代というのは、自分の中にあるコミュニティで形成させていくこともできますので、文化をつくるためには、人が繋がりもあれば、文化をつくる中ではビジネスも発展していかなければいけません。
このように考えていけば、これまでのオンラインサロンはオワコンになり、新しいオンラインサロンのあり方が見えてくると思います。
まとめ
オンラインサロンはオワコンなのかという疑問は、オンラインサロンというのもはなくならないけど、今あるオンラインサロンの文化は崩れ去っていく流れになっていると思っています。
元々オンラインで繋がる場としてはFacebookグループが主軸で取り組んでいるところがあるので、これもまた新しい形が求められていくのではないかと思いますし、僕はアプリ化をすることが一番良い方法なのではと思っています。
新しい文化をつくるためには、相当な努力もあれば変化に対応できる力も必要になってきたり、時代の流れを掴むことも必要なので、常に行動し学びを深めていかなければ、あっという間にオンラインサロンだけではなく自分自信がオワコンになってしまう可能性がありますので気をつけていきましょう。
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✅オンラインサロンのこれまでのやり方はオワコンになる可能性が高い。
✅現状のオンラインサロンでは、退会者も増えているので今後の施策として頭を悩ませている人が多い。
✅オンラインサロンの新しい文化を作っていくための施策を考えること、これからの時代の変化に対応ができるコミュニティにしていく。
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以上の3つのポイントを含め、今回お伝えをした内容について考えてもらい、オンラインサロンの運営や取り組み、参加者としての動きなどを考えてもらえると良いのではと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。