ライバル、同業他社の多い中小企業においてはひたすら前を向いているので考える余裕がありません。
売上が変化したり、ライバルや同業者が自社より儲かっていると聞くと「自社の強み」を考えざるをえません。
そもそも「強み」とは?
中小企業が自社の強みを考える際に、除外すべきものがあります。
それは他社との比較です。比較をする事で自社の負けているところにフォーカスしてしまい良い事などありません。
では、何をすればいいのか?ですが私はどんなビジネスでも基本になる事があると考えています。
それは「お客様の悩みを解決する事」です。
ライバルや同業者と比較することがフォーカスすべき事ではなく、「お客様の悩みを解決する事」がビジネスの本質なのです。
お客様がどんなことを悩んでいるのかを考えて、その悩みを解決できる手段であったり方法、商品やサービスを自社が提供できないか?考えるという事です。
会社の場合は実は商品が先にありきの事が多いのでこのように考える事はある意味、逆算的でもあります。
しかし、結果としてお客様に近づいているのです。
強みをつくる方法
まずはすべてを「お客様視点」で考えてみましょう。
お客様は何を考え、何を見て、何を感じて、何を買うのか?リサーチするのです。
そういったリサーチを徹底的にした後に考えることが「自分の強み」です。
お客様視点に立っても強みってどうやって発見して、お客様へ価値を提供すれば良いのか?についてお伝えをしていきます。
弊社はマーケティングの会社ですがどんな会社でも共通する公式があります。
100分の1×3つの強み=100万分の1の存在へ
という方程式です。
100分の1の強みというのは、自社において他社に負けない要素が必ずあるはずです。
けっして飛び抜けていなくてもいいのです。自社のリソースとしての100分の1の強みで良いのです。
それでも、地域や規模などを狭める事でそのリソースは上位に上がるはずです。
見方、切り口を変えるだけで自社のリソースがでは100分の1の存在になれるのです。
100分の1×100分の1×100分の1=「100万分の1」
自社のちょっとした強みを3つ掛け合わせると「100万分の1」の存在になれるというものです。
いかがでしょうか?何となく出来る気がしませんか?ひとつにフォーカスするのではなく、掛け算!
実はこの考え方があれば強みにとどまらずに、商品サービスの開発にも応用できます。
特別なスキルやノウハウがなくても組み合わせることや掛け算をすることで、自社分の持っているスキルがさらに進化した強みになってビジネスが成長します。
自社の強みがなくて・・・と困っているのであれば、ぜひ3つの強みをかけて強みに磨きをかけて下さい。
まとめ
外に探しに行くのではなく、強みはすでに自社に備わっています。
それを今回、お伝えした掛け算で最大化させてみて下さい。
その意味では「自社を知る」という事が大事になります。
弊社はマーケティングを通じて御社の強みを言語化するお手伝いをしています。
お気軽にお声かけ下さい。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。