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プレゼンテーションを成功させる秘訣【相手を理解すること】

2020年06月27日

起業家になって12年が経ち、ビジネスのビの字もわからなかったけど今こうやって起業し続けることができているのは、とても嬉しいことです。ただ、何もしてないわけではなく、なんだかんだ営業って必要ですし、営業をすることで大きな成果を手に入れることもできます。

僕自身これまでに何度か大きなプレゼンテーションをする場面がありました。大きなプレゼンテーションというのは、大手企業へのプレゼンテーションだったり、メディア関係であったりと、自分の運命を変えたプレゼンテーションというものがあります。

コピーライティングをやっていることもあり、プレゼンテーションは比較的得意なジャンルです。ただ、話し方はグダグダですが内容はしっかりしておくというのがポイントです。これまでの経験の中からプレゼンテーションで大きな成果を上げてきた中で、プレゼンテーションを成功させる秘訣についてまとめてみましたので、楽しみに読み進めてください。

 

 

プレゼンテーションは理解から始まる

 

プレゼンテーションというのは、自分のためにするものではありません。自分のビジネスがうまくいくというよりももっと大事なことがあります。プレゼンテーションというのは、自分のビジネスの考えや方法、取り組みなどについて知ってもらうことになりますし、コンサルタントとしてであれば、どういったことをやっていくのかということを説明することもプレゼンテーションの一つです。

プレゼンテーションのスタートは、「相手のことを理解すること」から始まると思っています。自分勝手なことを伝えても、相手にメリットもなければ、全く思いも響かないようなことを伝えても、何もスタートしません。

プレゼンテーションでうまくいかない人のことを「自己中プレゼン」というように僕は名付けているのですが、プレゼンテーションは自分のこともそうですが、相手のことも理解した上でやらなければ、一方通行で終わるプレゼンテーションにしかなりません。

相手のことを理解するというのは、例えばどこかの会社へプレゼンテーションをする場面があれば、まずは相手の会社のことを知るところからがスタートです。相手がどんな会社で、今何を取り組んでいるのかを知ることが大事です。

もっと言えばどういった課題を抱えているのか、どんなことを取り組んでいるのか、理念は何かということを知れば知るほどプレゼンテーションがうまくいきます。失敗するプレゼンテーションの理由としては、相手の会社のことを調べていなかったり、知っていても情報が薄いと伝わりにくいです。

これは会社だけではなく個人でも同じことだと思いますし、行政でも、メディア関係でも同じことが言えます。プレゼンテーションの始まりは、まずは相手のことを徹底的にリサーチをして知ることからがスタートになります。

リサーチで手を抜くことで、プレゼンテーションがうまくいく確率は8割減になると思ってもらったほうが良いですし、仮にうまくいったとしたら「たまたま」なんだと思います(笑)

 

 

プレゼンテーションで重要な要素

 

プレゼンテーションは相手のことを理解することがスタートということをお伝えをしたのですが、その中でも重要なことは「理念に共感すること」です。理念に共感する内容を提示できなければうまくいかないです。

特に会社の規模が大きくなればなるほどです。理念経営をしている会社ほど行政も伸びていると言われていますし、僕がこれまで関わってきている会社では理念がある会社ほど大きくなっています。

僕がプレゼンテーションをする上で一番大事なことは理念に共感をし、理念にそった内容を提案できるかどうかを考えます。提案ができないということであれば、そもそもとしてプレゼンテーションをしない方向にします。

なぜしないかというと成功する確率が下がりますし、共感ができないということは取り組んでいても楽しくないというのが一番な理由になります。それぐらいプレゼンテーションをする時には理念を大事にしています。

理念ということを無くしてプレゼンテーションができないと思うほど、理念を重要視して欲しいです。プレゼンテーションはテクニック的なことではなく、「思いを共有し、一緒に頑張れるか」ということが大事だと思います。

例えば僕は夢実現コンサルタントとしてコンサルティングを受けています。夢や目標を一緒に叶えていくためのコンサルティングになりますので、クライアントも夢や目標を語ってもらえますし、そこに共感をしてビジネスを進めていくので、とてもやりがいもありますし、やっていて良かったと思えます。

コンサルティングのノウハウなんかは勉強すれば、正直誰でもある程度はできることだと思います。でも理念に共感したり、夢や目標を達成するために一緒に頑張れる人というのは、非常に少ないように思います。

何が大事かというと「理念」という思いを形にするためのプレゼンテーションが、僕は一番成果が出る方法だと思って今に至ります。

 

 

プレゼンテーションの流れ

 

プレゼンテーションは相手の理解から始まり、その中でも理念を大事にして進めていくことが大事ですが、とはいっても流れというものがあります。資料をそのまま読んでいくことよりも大事なこともあるのですが、流れというのは相手に伝わりやすいかどうかということが大事です。

プレゼンテーションは、映画のようなシナリオであったり、ドラマのようなシナリオになっていることが大事です。だから理念が大事になってくるのですが、相手が「ワクワク感」が生まれるようなシナリオにすることが大事です。

シナリオというのは、会社によって変わったり、個人によって変わったりします。なぜ変わるのかというと会社も個人も理念が違うからです。思いが違えばシナリオも変わります。

シナリオを変えることで、より相手に伝わりやすくなるので、「テンプレート 」的なものは作らないほうが良いことを知ってもらえればなと思います。というのはプレゼンテーションに関する書籍や情報でもシナリオ的なテンプレートが伝えられていますが、それを使えば「どこかでみたことがあるもの」として新しさがないので、多分プレゼンテーションをしても成果が出ないと思います。

逆に自分だけのテンプレートを実践の中で作れれば、それが独自のシナリオになるので、それはテンプレート的に使用することは良いと思います。相手によってカスタマイズをすることは必要ですが、僕もプレゼンテーションを成功させるテンプレートを独自で作っていますが、成果としては7割から8割で成果が上がるテンプレートになっています。

テクニック的な内容になりますが、プレゼンテーションの流れを簡単にお伝えをすると、

 

・理念

・理念から考えた企画(一言で伝える。目的になる)

・全体像(俯瞰図を提示する)

・具体的な取り組み

・データ的なもの

・まとめ

 

というようなシンプルですが、上記のような流れをかなり具体化して作ることが大事です。他にも必要な要素は出てきます、実績であったり、プロフィール的なものなども必要な時もあります。

プレゼンテーションを行う上では、何度も実践をしてより精度が高くなる独自の流れを作っていくことが一番の価値になると思いますので、「実践から流れを作る」という思いで数をこなしていくことから始めてみるのも良いと思います。

プレゼンテーションというのは資料だけではなく「理解を得るようにする手段」の一つなわけですから、友達や交流会なども含めて提案ができる場というのはいくらでも作ることができると思いますので、会社に行ってプレゼンテーションをしないといけないという思考ではなく、どんどん数をこなしていく思考で取り組むほうが良いと思います。

 

 

プレゼンテーションを成功させる秘訣

 

プレゼンテーションを成功させる秘訣は、これまでにお伝えをしてきた「相手を理解し、理念に共感し、理念に合わせた内容を提案でき、自分オリジナルのシナリオで相手に伝えること」というのが一番の成功の秘訣だと思います。

プレゼンテーションを行う時には、うまく伝えようと思わなくても良いです。それ以上に自分の熱い思いを伝わるように伝えることが大事です。うまく話せる人でも、うまく話せすぎてそれがNGになることもあります。

スムーズに伝えることと、プレゼンテーションの内容が良いことは別問題だということです。ちゃんと話そうとする姿勢であったり、一つ一つ大事に伝えていることが分ければ、確実にプレゼンテーションはうまくいく流れを作ることができます。

仮に罵倒されるようなことがあっても、それは経験になりますし、そもそもそんな罵倒を浴びせるような会社とはご縁がなかっただけです。僕は過去を振り返ってもそういった罵倒されることはありませんでしたが、もっとここの部分が知りたかったとか、もっとこうしたほうが伝わりやすいのではということを教えてもらいました。

それを繰り返して今に至るわけですが、最初からプレゼンテーションがうまくいくことはありません。会社であれば先輩や上司に学び上手くいくことがあるかも知れませんが、起業家の場合は誰も教えてくれないので、場数をこなしていくことが大事です。

秘訣の中の一つの要素になるのですが、「イメージトレーニングをする」ことも大事です。当日の流れをつかむことも大事ですし、どういった場所で話すのかも大事です。イメージトレーニングをすると「あれ、ここもうちょっとわかりやすいほうが良いかも」というように相手が疑問に思う部分も見えてくるので、予め質問がくるであろう、突っ込める場所を修正して、さらにプレゼンテーションが良くなり資料を作ることにつながりますので、イメージトレーニングをすることもお勧めです。

 

 

まとめ

 

プレゼンテーションで成功する秘訣は、何度も伝えをしますが、「相手を理解し、理念に共感し、理念に合わせた内容を提案でき、自分オリジナルのシナリオで相手に伝えること」です。

これができればどんん会社でも、どんな人でも、どんなところでもプレゼンテーションがうまくいく確率がグッと上がると思います。機械やAIにプレゼンテーションをするわけではないので、人へ伝えるということが何よりも大事ですから、人に伝わるように伝えるという当たり前のことを意識することが大事なんだと思います。

 

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プレゼンテーションの成功の秘訣は、理念と人にフォーカスをして思いを伝え、お互いにとって成長ができる場(内容)とすること。

プレゼンテーションを行う時には、何度も練習をすることは当たり前。トレーニングをすることで成功する確率が上がる。

プレゼンテーションは相手に伝えるスキルが問われことになるため、相手のことをどれだけ理解ができるかが重要なポイントになる。

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以上の3つのポイントを意識してプレゼンテーションについて考え、取り組んで頂ければと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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