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人の話を聞く【主語が自分の人には気をつける】

2020年05月21日

ビジネスでも人間関係でも重要なことは「人の話を聞く」ことです。例えば僕のようなコンサルティングをしていると、まずはお客様の悩みを聞くことからがスタートになります。悩みを聞かない限りは、何をどうしていけば良いのかわかりませんし、人は共感されることで話をしてくれますので、共感力という言葉もあるように、人の話を聞くことからがなんでもスタートだと思います。

僕は以前福祉の職場にいたときには、利用者の声を聞くことからスタートしていました。知的に障害を持った方でしたので、言葉でも本当に言っていることと思っていることが一緒かというと、経験の中で使っている言葉を使って表現していることが多かったです。そう言った中で聞くということは、言葉だけではなく目や体で示すこともあるので、「相手のことを理解する」ことが何よりも重要だったと思っています。

 

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主語が自分の人は人の話を聞かない

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あまり気にしたことがなかったのですが、人生40年以上、起業して12年になるとより人間性というものがわかるようになってきました。この人は僕のことに興味がないということもすぐに理解ができます。

交流会へ行って自分に興味ある人とない人とでは、話をしていても楽しいとかビジネスへの発展とかでいうと変わってきます。今でも交流会で知り合って仲良くしてくれる人は、僕の話を聞いてくれた人たちです。

逆に今は繋がりだけはあるけど、特に連絡も取らないような人たちは、話半分とか話を聞かない人たちでした。交流会へ行くと、自分の話だけをして、次の日と次の日とへ名刺交換をしていく人もいましたが、そう言った人は顔も名前も覚えていないため、交流会という機会があっても繋がらない人たちだったと感じています。

人は自分に興味を持って欲しいし、評価をして欲しいと言った自己承認欲求があります。自分を認めて欲しい、共感して欲しいというのもそのためです。でも、主語が自分の人は、自分にしか興味がないので、話をしても共感もなく、自分の話へ持っていこうとするばかりで、本当に残念な人で終わっていることがほとんどです。

また主語が自分ということで、信念や思いを持って行動している人であれば、形となり、自分が表現していることが認められていくこともあるのですが、本当に思いばかりで行動ができていない人は、人として残念な結果に終わっていることが多いです。

結局、悪口を言ったり、他人を評価して、自分に優越感を感じることはあっても人を評価することがない人が多いように感じます。これまで少なくても5000人以上の人と出会ってきました。

その中で、人として尊敬できる人はビジネスでも成果を出されていますし、一緒に仕事がしたいと思える人たちが多いです。逆に主語が自分の人であれば、一緒に仕事をしたいと思いませんし、この先も考え方が変わらない限りは、一緒に仕事をすることもないです。

 

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人の話を聞くことが大事

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ビジネスに限らず、結婚ができない、人間関係がうまくいかない、ビジネスがうまくいかないという中で考えられることが、人の話を聞かないということだと思いますし、人の話を聞くことは、相手に興味を持つことになりますので、相手に興味がない人が結婚ができると思えないですし、人間関係がうまくいくとは思えませんし、ビジネスがうまくいくことなんてないと思います。

人の話を聞くという根本的な部分を大事にできなければ、結局何をやってもうまくいかないということです。ビジネスモデルやビジネスとしての知識などではなく、もっと人間としての大事な部分を見ていくことが必要です。

これは、政治の世界でも、学校の世界でも、ビジネスの世界でも、僕がいた福祉の世界でも、「人」である以上は必要な力だと思います。頭の良さではなく、人としての良さを出さなければ、応援したいと思えません。

人の話を聞けるようになるためには、とにかく人へ興味を持つことです。自分がどうしたいかではなく、相手がどうなりたいかを理解する必要がありますし、相手にどうやって喜んでもらえるかを考えられる人が人としての魅力を持った人間だと思います。

 

どうやったら人の話が聞けるようになるのかというと、

 

・相手に興味を持つ

・相手の物語を知る

・相手がどうやったら喜ぶのか知る

・自分が応援できることを探す、見つける

・自分のことは、相手が聞いてきたら話すぐらいの覚悟を持つ

 

と言った内容を自分に対して言い聞かす必要が出てきます。話すことよりも話を聞くことが難しいと言われるのは、冒頭でもお伝えしたように人は自分の存在を認めてもらいたいという生存本能や認証欲求などもあり、ついつい自分のことを話そうと思ってしまいますが、話を聞いてくれる人の方が、信用もできたり、信頼もできる関係になっていきますので、ビジネスをこれからやる、既にやっている方で成果が出ていないと悩んでいるのであれば、もっと本質的な部分を改めて見つめ直すことも必要かもしれませんよ。

 

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最近、本当に自分のことばかりを考えている人と出会うことが多いです。自分はそう言った人を反面教師にして、もっと人間力を高めていくと同時に、今の時代人が何を求めているのかを探究していこうと思います。

新型コロナウイルスによって、コミュニケーションが少なくなった今だから寂しいと感じる分、話を聞いて欲しいという強い思いを持ってしまうかもしれませんが、今だからこそ人としての大事な部分、本質を改めて考え自分をアップデートしていくことが必要かもしれませんね。

 

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主語が自分の人は、ビジネスだけではなくプライベートでも成果が出ないことが多い。

人は人と支え合い生きているし、生かされているからこそ、大事にするべきものを見失わないようにすること。

自分がして欲しいことを相手にする。自分を殺せる人ほど、人から信用され信頼されることが多い。

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以上の3つのポイントを肝に銘じ、ビジネスだけではなく生きていく中で必要とされる自分になっていくことを改めて大事にしていこうと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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