N Group株式会社

ブログ

観光戦略を変える【これからの観光ビジネス】

2020年04月20日

これからの観光戦略を考える中で、これまでと同じような形では難しくなってくると感じています。新型コロナウイルスのこともあるので、2020年はインバウンドもそれほど見込めないと思いますし、国内需要もそれほどかもしれません。

でも消費活動自体はあると思いますし、これからはお金を使う目的や場所も今までと同じような価値ではなく、もっと違った価値がほしいと感じてくるのは間違い無いと思いますので、観光ビジネスを取り組む中でどう言った戦略を練っていくのかが重要になってくると思います。

 

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

これまでの観光ビジネスはオワコン

[/st-mybox]

 

新型コロナウイルスによって経済の影響はかなり受けています。経済の影響を受けているということは消費活動が減ってくることにもつながりますが、消費しないだけでお金がないかというとそうでもありません。

ミクロでとらえればお金がない方もいると思いますが、マクロで考えてみるとそもそも旅行へ行ってお金を使うターゲットというのはある程度お金を持っています。口コミという面でも同じことが言えると思います。

ただ言えることは、これまでと同じことをしても観光に来ませんし旅行などもしません。これまであった価値観というのが一気に崩れ去っていますので、逆に地方はビジネスチャンスが多いと思います。

以前「観光ビジネスで重要なこと【岡山県を日本一の観光場所にするためには?】」でも書きましたが、これまでにない価値を提供をしていくことが重要になりますね。

観光といえば「食べたい・観たい・体験したい」というのが中心になってきました。また最近ではインスタ映えというのも「撮る欲求=自己承認欲求」を満たすために旅行へ行ったりすることもみられました。

時代ともに観光というのも変わっていくと思いますし、価値が変わった時にはその価値を提供をしていくことも重要です。

新型コロナウイルスによってキャッシュレス化が一気に進んできています。地方へいけば現金主義や観光地に行ってもクレジットカードは使えるけど、電子マネーなどは使えないというところも多いです。

少なくともこれからの観光ビジネスではキャッシュレス化を進めていくことは重要です。現金というお金の価値も変わってきている現代で、地方や観光ビジネスをしているのであれば、支払い方法で「選ばれない」ということが今後は起こってきますし、今の段階でもあります。

オンライン化が進んできている中で、時代錯誤なツールというのは進化させていくことも重要だと思います。

 

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

観光戦略を考えた観光ビジネスを!

[/st-mybox]

 

観光というとデジタルツールの活用が極端に少ないです。以前Googleのセミナーへ参加した時にも観光ビジネスをしている方がデジタルツールを使ってブランディングしている割合は全体の数%というとんでもない数字となっていました。

観光ビジネス自体が物凄く遅れているということがわかりますし、観光に携わっている方の年齢も比較的年齢層が上というのもあるかもしれません。ということは、もっと若い人たちを巻き込むような形を作っていかなければいけないと思います。

実際イノベーションを起こしているような地域や場所では、若い人を巻き込んでいます。そう言った人たちがメディアに出るの結構若い人も観光へ携わっているかというと、ミクロの中でとらえればそうかもしれないですが、マクロで見ると実際に若い人はそれほど携わっていない場合が多いです。

観光戦略を今の時代に合わせたやり方へしていく場合は、若い人を巻き込み、これからはオンライン化も進むので都会と地方の垣根がなくなります。地方はチャンスでもおるけど、ピンチでもあります。

それはなぜかというと、これまで以上に発信力や影響力を持つ人が強くなるからです。少なくとも発信をしていくことは必要ですし、「選ばれるための施策」を練っていく必要があります。

観光戦略は、「プロモーションの方法【これからの時代をつくる】」でも書いたように、認知活動からセールスまでの流れを、これまでにない形で取り組んでいくことが必要です。

僕も観光地へ行くのが好きなので、仕事柄全国へ行く機会があることもあって観光地をみて、ここも次に行きたいなと思うところもたくさんありました。次へ行きたいと思ってもいざ行くかというとそうでもないんです。

行きたいという気持ちはありますが、行くタイミングがないです。これってもの凄くもったいないですよね。行きたいという気持ちはあるわけなので、タイミングを作ってほしいというのが僕の思いです。

アプローチは、電話でもいいし、メールでもいいです、LINEでもいいですし、なんでもOKです。そこにまた行きたいというタイミングと価値を提供してくれれば、時間をとって行きます。

多くの観光地は、こういったことはしませんし、結構他力本願です(笑)またきてもらいたいという思いはあるけど、そこの部分を形にできていない、伝え方が悪い、コスパが悪いという・・・シンプルにいうと「効率が悪い」やり方のところがほとんどです。

当たり前のことを戦略として見直し、当たり前にあるデジタルツールを活用し、ファンへ育てる観光ビジネスへと変化をしていかなければ、今後生き残ることは難しいと思います。

もっというならこの時代であり、集落の時代になるので、一人のファンを作ればそこから発展して数十人、数百人と訪れる仕組みも出来上がると思います。これからの観光戦略は「無価値の価値と新時代の価値を融合する」というのがポイントになってくると思います。

 

[st-flexbox url=”” rel=”nofollow” target=”” fontawesome=”” title=”まとめ” width=”” height=”” color=”#fff” fontsize=”200″ radius=”0″ shadow=”#424242″ bordercolor=”#ccc” borderwidth=”1″ bgcolor=”#ccc” backgroud_image=”” blur=”on” left=”” margin_bottom=”0″]

 

[/st-flexbox]

 

僕が住んでいる地域も観光地なので、これからの観光戦略を考えると、もっとワクワクすることや楽しいこと、その中で地域の魅力を伝えて行き、魅力ある地元の観光地として選ばれる存在になってほしいと思っていますし、そうなれるようにクライアントの会社を盛り上げて行きたいと思っています。

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

これまでの常識が崩れ去ったので、新しい価値を提供していくことが求められる。

観光戦略は、ファンから集落へ。ビジネスとしての当たり前の戦略と価値を作り、イノベーションしていくことが今後求められる。

選ばれる観光地になるためには、昔の価値と新時代の価値を融合させることが必要。

[/st-mybox]

 

 

以上の3つのポイントを意識して、観光戦略を練り、観光ビジネスの発展をしていけるように心がけていこうと僕個人も思っています。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

TOPページに戻る

2020年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

アーカイブ

最近の投稿