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「与える」会社はビジネスが上手くいく理由

2023年09月13日

 

経営者なので売上を上げてお客様、社員を幸せにする事は最も大事にしなきゃいけないと常に感じています。

 

 

でも、ビジネスだからこそ売上うんぬんの前に、人として押さえるべき事があると気がつきました。

 

 

それは「人に対して見返りを求めずに与えること」です。

 

 

個人的には、見返りを求めると、それは与えたことにならないと感じます。

 

 

純粋に「与える」事がポイントです。

 

 

そして、これまでの人生の経験から言うと見返りを求めずに「与える」ことは結果として巡り巡って自分にとって良いことが返ってくる事がとても多いです。

 

 

それはすぐに期待したタイミングで起こるものではありませんが結果として返ってきます。

 

 

ビジネスだからこそ与える

 

ビジネスなので与えるといっても「有料」「無料」の2つの与えるがあります。「有料」は自社の商品・サービスであるなら「無料」の中には情報を与える事があります。

 

 

情報社会だからこそ、良い情報には価値があり、それをきちんと求めている人に与える事で喜ばれます。

 

 

経営者として念頭においてほしいのは情報がこれだけ氾濫している時代だからこそ「出し惜しみをしない」ということです。

 

 

 

出し惜しみをしている情報に人はすぐに気がつきます。情報を選別する力は昔よりも高くなっています。

 

 

ここで貧相な出し惜しみした情報発信をする事はむしろマイナスになります。

 

 

結局出し惜しみをするということは、損得感情をしている事を感じさせてしまいます。情報を出すことが全力ですれば心に響きます。

 

 

若者はエモーショナルな感情の動きを「エモい」と表現しますが全力の情報発信は感情を動かすきっかけになるのです。

 

 

現在の人は企業のSNSなどで情報発信をする担当を「中の人」と呼んで親しみを感じる事が多くなりました。

 

 

かつての企業の情報発信は無味無臭の味気ないものが多かったですが今は、心を動かす情報発信を「与える」事でビジネスの成長につながっています。

 

 

与える会社の戦略

 

情報発信を出し惜しみせずに発信している会社ほどビジネスがうまくいる傾向があります。

 

 

それは接触回数が増える事で「信用」が積み上がっていくからです。

 

 

与える会社人ほど信用され、お客様が増え、さらに信用されます。いわゆるクチコミの良い循環になるのです。

 

 

 

 

同じ商品・サービスでも全く知らない会社よりは、馴染みの会社を選ぶものです。それはたとえ値段が高くでもです。それが信用なのです。

 

 

このクチコミを戦略的に起こす事を「与える」会社は行っています。

 

 

その裏側にあるのは、お客様の役に立ちたいというシンプルな考え方です。「与える」考え方なのです。

 

 

これはネットだけではなく、リアルも一緒です。目の前の人に全力で与えること。どんなことでも良いので、この人が喜ぶことや悩みを解決してあげること。これが企業にも求められるのです。

 

 

与える事で信用残高が上がっていくことを戦略的にしてみましょう!

 

 

与える=貢献

 

ビジネスというとお金だけのドライな世界と思われがちです。

 

 

しかし、特に中小企業はエンドユーザーに近く、関係性が求められるものです。

 

 

その際に必要なのは営利だけではなく、貢献ができるかどうかが重要です。

 

 

特に地域社会に対してどれだけ貢献ができるかがバロメーターです。その際に損得勘定で物事を考えるのではなく、とことん尽くしていくと結果として自社のビジネスに良い影響を与えます。

 

 

私の会社でも、地域に対して貢献をすることを決めて取り組んでいます。観光地なので地元を知ってもらい、観光に来てもらい、地域にお金を落とす。それを考えています。

 

 

特に地域では経営者の顔が見える企業は支持されます。目立つ場所だけでなく地元にこまめに顔を出し、貢献する経営者は覚えてもらえますし、結果として企業に利益をもたらすのです。

 

 

自分自身を「与える」事も大切なのです。

 

 

まとめ

 

自分がされて嬉しいことを他人にする。経営者として、企業として。

 

 

この姿勢を貫けば支持されない訳がありません。

 

 

与える事は最初は難しいかもしれませんが、まずはお客様へそして地域、周りの人、支えてくれる人、社会、日本へ・・と拡げれば楽しいと思いませんか?

 

 

一つの会社の力は弱くても、そんな考えの経営者が集まり増えていけば日本がさらに良くなると信じています。

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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