今回は中小企業が自社メディアを構築するためにやるべきことの考え方についてお伝えします。
自社メディアを構築するという事は「集客を長期的に楽にしていく」事につながります。
また、これから新しいサービスや商品を販売していこうと考えているのであれば、自社メディアを構築することも同時に考えていくことが必要です。
具体的に自社メディアというのはどのようなメディアになるのか、またどんなメリットがあるのかなどについてお伝えしていこうと思います。
中小企業が自社メディアを持つメリット
まず、中小企業が自社メディアを持つメリットについてお伝えしようと思います。
良いとは分かっていても具体的にどんなメリットがあるのか?意外にご存知ない方も多いと思います。
自社メディアを持つとは、オウンドメディアのような形でもいいです。また、SNSなどでフォロワーを集めていくような形でも良いです。
とにかく自分たちのメディアを作って、そこで情報を発信していくことができ、結果として集客を安定化させていくことが目的となってきます。
どんな形をとるにせよ、自社のオリジナリティのあるコンテンツは必要不可欠です。
ブログ型のような形で様々なキーワードからアクセスが集まってくるような形でしたり、インスタグラムや、Facebookページでフォロワーを集めていく事も有効です。
最終的に自社の売上につながるのであれば得意なメディアを選択する事をおすすめします。
私の会社で言えば今では安定して毎月問い合わせが来ています。しかし、自社メディアがなかった頃は集客をしていくのもかなり難しい状況でした。
集客を楽にしたいと言う事はビジネスをやっている方の多くが思っているはずですが、集客を楽にするというメリットこそがまさに自社メディアを持つ事です。
自社コンテンツが肝になる
まず、どのような形で自社のメディアを構築していくゴールを考えなければいけません。
例えば弊社のように文章を書くことが得意分野であれば、ブログなどの形やメルマガの形で情報発信していくことも良いかもしれません。
逆に話すことが得意ということであれば、音声メディアを使って情報発信をすることや、YouTubeのような動画を使った形で情報発信をしてメディアを構築していくことも良いです。
要は自社に合った形でメディア構築をしていくことが大切なので、まずは自社のコンテンツは何が得意なのか?どんなことを伝えたいのか?を考えたうえで設計する必要があります。
その上でお客様に伝わるコンテンツを用意するのかを考えなくてはいけません。求められるのは「どこにでもある情報」ではなく「オリジナリティのある情報」です!
ポイントとして、文章を書くことも動画で話をしていることも、原稿を用意しておかなければ付け焼き刃なものになります。
SEOやお客様の反応を考えるなら、原稿もどのようなタイトルで発信していくのか考えていかなくてはいけません。
ここでは自社がやりたいことではなく、集客を考えたときにはお客様が悩んでいることを考えお客様の悩み解決をしていくことをまず大前提として考えるようにしてください。
自社メディアにリストマーケティングの仕組みを入れる
どんなメディアを構築していくにしてもリストマーケティングの仕組みを採り入れていくことが必要です。
例えば弊社が得意なブログなどを中心としたメディア構築をしていくのであれば、ブログは誰かがブログを読みに来なければいけない待ちの媒体となってしまいます。
となれば自分から何か新しい商品やサービスを紹介して販売していくのが難しくなります。
これを攻めの媒体と言われるメルマガやLINEなどを使って、いち早く自分たちが紹介したい情報を届けることができる仕組みがあれば、集客をしつつセールスをしていけます。
メディアを構築していく中では、常に利益を上げていくといったことを考えなくてはいけないので、ただ単純にメディア構築をすればそれでビジネスがうまくいく訳ではありません。
あくまでも仕組みをあらかじめ設計しておく事が大切です。
その仕組みの中で中核になるのがリストマーケティングになります。実際にリストマーケティングを行っている会社とそうではない会社とでは売り上げの規模が変わってきています。
これまでの経験からもプッシュ型のメルマガをやっているからこそ売り上げを伸ばしていくことができると実感していますし、集客を安定化させるためのメディアという土台があるからこそビジネスがスケールしていきます。
成果の出たことを続けることが重要
自社メディアをやっていくときには、最初にお伝えしたように自分の得意なスキルを使ってメディア構築をしていくことがまずは良いと思います。
その中でも自社がどういったメディアが(小さくでも)成功したのかということを分析が大事です。
具体的にはどのメディアからどれだけ反応があったか?や、どれだけ売れたか?という事を数字で把握する事が必要です。
成果の出ないことをいくらやっていても、ビジネス自体が終わってしまう可能性が高いので、結果が出た事にフォーカスしてビジネスをしていきましょう。
その結果を出すために何をやらなければいけないのかといったことをメディア構築と合わせて考えなくてはいけないです。
ビジネスなので売り上げを伸ばしていくことを考えなければいけないですし、そのための自社メディア構築だと思います。
自社メディアを構築したけど結果的に売り上げにつながらなかったという事は避けるべき事です。
何のために自社メディアを構築したのかという当初の目標に向かって、運用の仕方を見直していかなければいけません。
大切なのは成果の出たことをやり続けることです。逆に言えば、成果の出ない事はいち早く止めて成果の出ることに力を注いでいくことが大切だということです。
まとめ
中小企業は自社メディアを構築することによって集客や売上の安定化が見込めます。
ただし、自社メディアは一朝一夕では仕上がりません。ましてや、やり方を間違えてしまうとどんどん成功から離れてしまいます。
既に実績のある先人や専門家のアドバイスや指導を受ける事は結果として時間とお金の節約になるでしょう。
時間とお金をかけて練り上げた自社メディアからイメージしていた収益が上がるのはとても嬉しいものです。
中小企業こそ自社メディアを育てましょう!