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思考力を鍛える5つの方法【ビジネス思考力】

2020年06月07日

 

ビジネスで大事なことは「考えること」だと思っています。どんなノウハウやテクニック的なことを覚えたり、学んでも、それを使いこなすだけの思考力がなければ活かすことができないと思います。

僕も起業した当初には、考え方よりも早く稼げるようなノウハウやテクニックを教えて欲しいと思っていましたが、啓発本を読んでも大事なことは考え方だよって書いてありましたし、当時一番尊敬をしていた起業家も「考える力を身につけることが超重要」と言うことを言っていました。

今では僕自身大事なことは「思考力」であり、考える力が大事だと思っていますし、そう伝えています。そのビジネス思考力の鍛え方について今回お伝えをしていこうと思っています。

 

 

常にお客様のことを考える

 

ビジネスの思考力とお客様のことを考えることがどう繋がるのか疑問かもしれませんが、実際お客様のことを常に考え出してから、思考力が圧倒的に変わってきました。僕はコンサルタントでもあり、時にはコピーライターとしても活動をしています。

コピーライターを学ぶ時に教えてもらったことは「24時間お客様のことだけを考えろ」でした。最初は意味がわかりませんでしたが、お客様のことを考え、お客様が送っているライフスタイルを体験してみると、お客様のことがみえてきました。

お客様のことが見えてきたと言うことは、お客様がどんな悩みを持っているのかということがわかってきたので、悩みをどうやったら解消ができるかと言う発信をすることで、信頼を高めることができてきました。

人は自分が生きるので一生懸命ですから人のことまで正直考えられません。でも、ビジネスをしているのであれば、最低でもお客様のことだけを考えるということはとても重要です。お客様というよりは、人は認められたいという欲求がありますので、考えてくれているということが伝われば「私のことを理解してくれている」というように信頼へつながります。

同時にお客様のことを考えれば考えるほど、「こうやった方がいいな」「あれはどうなっているんだろう」というように考える癖もつくので、結果的にもビジネス思考力が鍛えられます。

 

 

身近なものからヒントを得る

 

僕が起業した時によくやっていた方法ですが、例えばパソコンの横にコーヒーのマグカップがあるとした場合に、このマグカップは購入した時には500円でした。このマグカップを10倍の5000円で売るにはどうすれば良いのか?

10倍の価値を持たせるために、どんな方法があるのかを必死に考えていきました。例えば、芸能人に使ってもらおうとか、マグカップの色を変えてみる、デザイナーへ頼んでもっとデザインをよくしてみる、セット販売も良いかも、このマグカップを使うと頭の回転が良くなるなどのアイデアをどんどん出していきました。

マグカップ一つでも考えられることってたくさんあります。この考える習慣を日課にして、1日10分でもいいし、30分でも良いので考えるということを常にしていくのですが、無料でできるビジネスの思考力を鍛えられる方法です。

思考力を鍛えるために、教材を購入したり、オーディアブックを試してみたり、塾や講座で学んでみるというよりも、日常の中から身近なところからでも、考える力をつけることはできます。

特に起業した当時はお金もないので、あるものでやっていくしかなかったのですが、当時のアイデア出しが今でも活きています。

 

 

「なぜ」ということを常に意識する

 

思考力を鍛える最も大事なことかもしれません。それは「なぜ」ということを意識することです。例えば、世の中にある情報って受け取ることも大事ですが、それが本当にそうなのか?という疑問を持つことも大事です。

なぜを意識することで、疑問に思うことを出してみます。その疑問を調べていくと、あれこれってこっちの方が正しいのではというような答えにたどり着くことがあります。

思考力を鍛えるということは、考える力をつけることになり、いろいろなことを判断する力をつけることでもあり、自分の中の核心に迫ることもであり、というようにいろいろなものへつながっていくのが思考力です。

その原点になるのが「なぜ」だと思います。特にこれからの時代というのは、なぜということが大事になります。これまでの時代は「何をどうするか」というビジネスモデルのようなものが流行ってきました。

しかし、新型コロナウイルスによって世界や日本の経済はもちろん生活やライフスタイルも大きく変わってきている中で、これまでの当たり前が当たり前ではなくなってきています。そう言った中で、変わってきていることが消費者も考えて生活をするようになってきたということです。

だからビジネスをしていく方、起業家としてやらなければいけないことは「なぜ」という考え方を意識して取り組むことです。なんとなく買っていたものが売れなくなり、なんとなく入っていた会員サービス的なものもやめていくと思います。

あらゆることに「なぜ」という意識を働かせることで、思考力が一気に鍛えられると思いますので、日々の習慣にしていくことをお勧めします。

 

 

圧倒的な情報を得ること

 

思考力を鍛えることと情報を得ることは同じぐらい大事なことです。先ほどお伝えした「なぜ」にもつながってくるのですが、情報を得ることで、様々な事象を知ることができます。

今世の中でこんか動きがあるんだ、世の中のユーザーがこんなニュースに反応をするんだということで、穂の中の動きや考え方もわかってきます。ニュースサイトやコメント欄、SNSやアプリなどから情報を得ることができて、それも圧倒的に情報を受け取れば、それだけの情報を処理することへつながるので、自然に思考力が鍛えられます。

ただ情報を得ることができなければ、考えるきっかけも無くなりますし、情報量によって変わってくるので、圧倒的な情報を得ている人とそうでない人とでは、思考力の差が生まれてきます。

情報処理能力というのは、日々の習慣によって生み出されるものです。いきなりつくものではなく、日々の習慣というのが肝です。自分の中での当たり前の量を増やしていくことは大事です。

 

例えば僕は筋トレをしているのですが、腕立て伏せも最初は10回でもしんどかったのですが、自分の中の当たり前の数を1週間ごとに1回ずつ増やしていきました。そうすると11回できるようになり、12回できるようにありというように、これまで10回が当たり前だったのが、20回が当たり前になるという状態がつくれました。

最初情報を処理することは大変かもしれませんが、1日10分、20分と増やしていくことで、情報を得る量も増え、処理能力も上がり、思考力が鍛えられていくと思いますので、ぜひ取り組んでみてください。

 

 

紙に書くことや行動すること

 

思考力というのは、考える力になりますが、「思って、考えてという力」のことです。思ったことや考えたことを力にするためには、重要なのは「それ自体を行動してみる」ということです。

思考力を鍛えるというのは、今回お伝えしていることを読んでも鍛えられません。全てのことを行動する、実行するからこそ思考力が鍛えられるということへつながります。そのためにも紙に書くことからお勧めします。

紙に書くことで行動することを決めることもできますし、紙に書くという行為自体が行動になっているので、これだけでも思考力は相当鍛えられます。

インプットとアウトプットを同時にやることが大事で、以前「ブレインダンプをして頭を整理する」でもお伝えをしているのですが、紙に書き出すことで、頭がリセットされるため、脳がどんどん活発になっていきますし、同時にこれまで思ってもみなかったことが整理されて「新しいアイデア」として生まれることもあります。

思考力を鍛えるための土台になるのが、「紙に書く」「行動する」ということだと思いますので、毎日習慣化することを考えれば、自分の中の習慣を変えていくしかありません。

考え方という思考力を鍛えるためには、どんな勉強よりも普段の自分自身の生活習慣を見直すことと、ビジネスとしての姿勢を見直すことからがスタートかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

思考力を鍛える方法は、お金をかけるのではなく普段の取り組みの中から十分に鍛えられるものへなっている。ただ、日々の習慣を変えていくことは、簡単なようで一番難しい部分でもある。それは人間は習慣の塊でできているから、その習慣を変えることはよほどの覚悟を持ってやらなければ、そう簡単に変えることはできないと思います。

ただ言えることは、それだけ本気で習慣を変えようとするのであれば、ビジネスの思考力を鍛えることは、正直それほど難しくありません。誰でもできることでもあるが、誰もが取り組みをしないことでもあるので、本気でビジネスをしていく、成果を上げていくのであれば、変なセミナーへ参加したり、YouTubeを見たりするのではなく、日々コツコツと行動するだけだと思います。

 

思考力を鍛える方法は、身近なところに存在をしている。新しいことではなく、日々の習慣を変えてみるところから始めてみる。

思考力というのは、行動をするから鍛えられるものでもある。ビジネスだけではなく人のベースは「思考と行動」でしかないと思う。

習慣を変えることは誰もができることではないからこそ、習慣を変えた人が思考力が鍛えられ、ビジネスの成果もあげていく。

 

以上の3つのポイントと思考力を鍛える5つのポイントを習慣の中に取り入れて頂き、実践して頂けると嬉しいです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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