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中小企業こそデジタル人材を確保しよう!

2023年06月01日

 

中小企業は大企業と比較して常に「金がない」「人がいない」という苦境にあります。

 

 

昨今、DXの推進が叫ばれていますが、なかなか進まないのが現状です。

 

 

デジタル人材をどのように育成していくか?その重要性について考えてみました。

 

 

デジタル人材とは?

 

デジタル人材とは、デジタル技術を駆使して、企業や所属する従業員に新しい価値を提供する人材です。

 

 

 

デジタル人材は、AIやクラウド、ビッグデータといった最新技術に精通し、使いこなすスキルをもっている事が求められます。

こうした技術的な面が求められるのはもちろんですが一歩進んでの技術を会社に活かす切り口が重要です。

特に中小企業におけるデジタル人材は、会社の課題解決にむけた方法をデジタルの分野からも導き出すことが求められます。

それは今までの既存の考え方た問題解決方法では足りないからです。

そのため、デジタル人材には情報システム部門だけでなく、人事・財務・企画といった各部門の役割を把握するなど、自社の事業構造を俯瞰する視点が必要になります。

デジタル人材に適しているのは、デジタル技術に加え、広い視野や対人能力など、総合的なバランスを備えた人物といえるでしょう。

 

 

IT人材とデジタル人材の違いとは?

 

IT人材とは経済産業省の定義によると「情報サービス業やITソフトウェア・サービスの提供事業に従事する人」を言います。

 

 

具体的には企業の情報システム部門の従業員やWebサービスやアプリを開発するエンジニア、DX推進プロジェクトやITを活用した事業にデジタル人材がデジタルを活用した新しい価値を部署や業務にもたらす「提供者」にあたります。

 

 

それに対して、IT人材は「実行者・運用者」と定義されています。

 

 

最近では、DXを推進している企業は多くありますが、社内にノウハウがないことからDX推進に苦戦している企業は多くあります。

 

 

 

そんな中でツールの選定や導入にあたってのフロー設計などができる人材がデジタル人材に該当すると言えます。

 

 

デジタル人材に求められるスキル

 

デジタル人材は自社のDX推進に貢献する人材という重要な人材です。

 

様々なスキルが求められますが大きく分けて以下の3つのスキルが求められています。

 

1.ハードスキル

デジタル人材にまず求められるのは、デジタル技術に関する専門的な知識とスキルです。

 

具体的には、ビッグデータを収集したり分析したりするデータサイエンティスト、システムの実装や保守を行うソフトウェアエンジニア、サイバー攻撃から自社のシステムを守るサイバーセキュリティといった人材になります。

 

2.ソフトスキル

専門的なスキルを持っていても、自社のDXを促すためのプロジェクトを円滑に進めるためにはソフトスキルが必要不可欠です。

 

ソフトスキルとはコミュニケーション力や問題解決能力、リーダーシップなど、他者と協調しながら仕事を進めるために欠かせないパーソナルスキルのことです。

 

このソフトスキルの有夢がただのエンジニアとは大きく異る点といえるでしょう。

 

3.自社に必要なデジタル技術を選定するスキル

 

自社がDXを進める上で必要となるデジタル技術の導入や全体設計を行うスキルも必要不可欠です。

 

しっかりと自社の現状を把握したうえで、自社の経営革新に直接つながるようなシステムを導入し運用できなければ、DXの意味がありません。

 

そのため、自社の中長期の経営目標を理解し、目標実現に必要なデジタル技術の選定能力が求められます。

 

 

ノーコードという強い味方

 

DX化で避けて通れないのはプログラミングなどのITの基礎です。

 

しかし、これらのものは専門性が高く、人材を確保するうえで大きな障害になっていました。

 

運良く良い人材を確保しても、次が育たないうちに離職や転職されると業務全体に大きな打撃を与える事もあります。

 

 

近年、このような専門知識を不要とした「ノーコード」が普及してきました。

 

ノーコードとは通常はプログラミングに必要なソースコードの記述をせずにアプリケーションやWebサービスの開発が可能なサービスのことです。

 

通常のWebサービスやアプリケーションの開発はソースコードを書いて開発を行いますが、ノーコードはソースコードの記述が不要なため、運用がし易いのが特徴です。

 

ソースコードの記述が不要なため、エンジニアでなくてもWebサービスの開発が可能であることから注目されています。

 

ノーコードは中小企業にとって福音といえるもので、ノーコードのツールが多くなればこれまでのような専門知識が不要になるのです。

 

具体的にはノーコードツールを下記のような用途に使えます。

 

Webサイト構築

・コーポレートサイトや広告サイトなどのWebサイト
・付加機能を持たせた、ECサイト、予約サイト、会員制サイト など

アプリ開発

・スマホアプリ
・ビジネスアプリ など

業務効率化

・入力業務の自動化ツール
・バックオフィス業務の効率化ツール など

 

 

これまで、中小企業にとっては導入したくても効果だったり、運用が難しいものばかりです。

 

しかし、ノーコードツールは専門知識がなくても直感的に操作ができるようになっています。

 

具体的な代表的なノーコードツールは下記のようなものになります。

 

●Webサイト構築におすすめのノーコードツール

 

ぺライチ

ferret One

Webflow

STUDIO

WordPress

Wix

Editor X

sheet2site

●アプリ開発におすすめのノーコードツール

AppPublisher

Forguncy

Adalo

Glide

Bubble

Thunkable

 

●ECサイト構築におすすめのノーコードツール

Shopify

Clipkit for EC

SpreadSimple

●AI開発におすすめのノーコードツール

UMWELT

業務効率化に最適:データベース

楽々Webデータベース

monday.com

ASTERIA Warp Core

Airtable

Notion

Zapier

Anyfl

 

 

まとめ

 

今回、実際にご紹介したノーコードツールはインターネットで探せばいくらでも分からない事が解消します。

 

少々、パソコンが使えるくらいのスキルで充分なものが多いです。

 

むしろ、会社の業務全体を理解したうえで、どのツールを活用するか?選択するのが中小企業のデジタル人材にとっては一番の仕事になるでしょう。

 

一般の方でも少しは耳馴染みがあるのがwordpressではないでしょうか?

 

これはホームページを作るノーコードツールですが、wordpressがあれば素人でも簡単にホームページ作成・更新ができるようになりました。

 

良いデジタル人材を確保できれば中小企業のポテンシャルは間違いなく上がります。

 

今こそ、デジタル人材を本気で確保しましょう。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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